わがはじ!

めんどいオタクのブログ。

「月姫」の新作を待っていたらオリンピックが3回通過しそうな件について(後編)

まぁ、アイキャッチがしまじろうな理由は大体察してね。

f:id:daizumi6315:20160211160153g:plain

ということで昨晩からの後半戦。大まかに言えば「月姫」というエロゲ作品の次回作発表を受け、その発売を待っていたら、北京、ロンドン、そしてリオデジャネイロと3大会分のオリンピックが終わりそうなんですが。という八つ当たり愚痴日記だった。

 

wagahaji.hatenablog.com

 

恐らく若人の中には、インターネッツなんか観てると「なんでおじさんたちは、ここまでして月姫ってゲームに固執するのん?現行で楽しめる同じタイプムーンのFGOでブヒってればいーじゃん」と疑問という名の暴力で殴りたくなる人もいることであろう。うるせえ!!もうブヒってるわ!!清姫最高か!!!クソか!!!まぁ、その感情は一端、隅の方に置いておくとして、僕が「月姫」に固執してしまう理由も前半の記事で挙げた通りだ。不幸にもルートが作られなかったサブヒロイン「弓塚さつき」の存在がここまで呪縛の如く、この作品から離れることの出来ない要因となっている。(個人差はあります)

 

ただ、この記事もタイトルの通り、待っても待っても発売されない「月姫」次回作に対する憤慨も含めて書いてきたが、ここらで愚痴は終えることにしよう。もうある程度長いこと型月厨である僕は(我々は)、きっとこの先もタイプムーンを嫌いになることはないだろう。どんな凌辱的な発売延期を食らっても、「DDD」続編がなかったことになっていても、背信することはないと思う。なので、この後編では「自分の推しキャラにルートが存在しない」「次回作が延々に出てこない」「出てこないのに、後発コンテンツのスピンオフが次々と公開される」というケースに、オタクはどのように、萌えを自らのうちに生成しながら生き延びてきたのかというのを、自身の経験から紐解いていこう。そうすることで、多少なりとも現代の飽和するオタクコンテンツ社会において、新たな角度からのライフスタイル提案ができれば幸いである。

 

早速内容に入るが、何故このように公式から受難を食らうキャラを延々10数年に渡って愛し続けられたのか。まずひとつは想像のとおり、二次創作同人作品の存在があったからである。僕のように「弓塚さつき難民」となった人は少なくない。そうした人々が作り出す漫画やSSは、本作に彼女のルートがないからこそ逆説的に輝きを放つのである。まずその中で触れなければならないのは、タイプムーン渡辺製作所が共同で作った「月姫」を原作にした同人格闘ゲームMELTY BLOOD」である。原作では多少キャラ付けが弱かった弓塚であるが、本作(Re:act以降)ではCVにあの南央美氏があてられ、楽しそうな世界観の中心イジられキャラとして活躍する。

 

ただ、ここでも本家タイプムーンの性格の悪さは変わらない。シナリオ、奈須きのこ氏の当時の談話に「メルティブラッドでの弓塚さつきは、本来製作予定であった本編の世界とはまるで逆。」と言い放つなど、これがあくまでも二次創作的「if」の世界線であることを強調。ファンである僕も「まぁ・・・分かっていたけどさ・・・くっそぉぉぉ!!」という非常にツライ感情を抱いたのを忘れてはいない。忘れることはない。しかしながら、そのカウンターとして数々の良質な同人作品も生まれる。弓塚さつきメインでアンソロ単行本発刊にも至ったイムさんじょ先生の「五月病症候群」を始めとし、このアービンさんという方が作ったSSも非常にレベルが高い。もうこれが本家でもいい・・・何度泣きながら思ったことか。

SS投稿掲示板

また、同人サークルでは「ひなたぼっこ倶楽部」というサークルさんが「弓塚さつきカード」という形でCGイラストを48枚(うろ覚え)作成。同サークルのサイト内に隠しURLをいくつも仕組み、そのCGイラストを全部探し集めるという企画をやっていたのを記憶している。選択反転などを基本とし、いくつも点在するページの中から全てをコンプするのに夜通し格闘したのも懐かしい。まぁ、なんていうか多分Mなんだと思う。そうした苦闘があったからこそ弓塚さつきという存在に対して風化することない感情を抱き続けられたのだろう。

 

そして、タイプムーンが我々に与えたもうひとつの鍵こそ、先ほども名前を挙げた南央美氏という存在だった。ハマリ役になればなるほど、声優とキャラは一体化する。そういう意味では弓塚さつきは最高の配役を受けたと確信している。そのせいもあってか、メルティブラッド以降、南氏が多く出演している作品はなるべく見てきた。その中でも特に彼女が主演を務めた、ももせたまみ原作の「せんせいのお時間」などは、芳文社系脱力オフビート4コマということもあり、何も考えず見ることが出来るため、南央美の声だけに集中できた素晴らしい作品である。そして今では、弓塚さつき成分を補給するという名目の元に、南央美の代表作、こどもちゃれんじの「しましまとらのしまじろう」を見るようになってしまった。

kodomo.benesse.ne.jp

恐らく小さい子供に、はみがきのやり方や公衆道徳を教えるしまじろうを眺めつつ、僕は一体何をしているのだろう。とふと疑問も沸いてくる日もある。だが、そこは弓塚さつきの為。脳内でさっちんを愛でる為にじっと耐えるというのが本当の漢の道であろう。

 

タイプムーンの代表である奈須・武内両氏にこの記事が届くのなら是非知って欲しい。次回作「月姫」の発売が遅れているせいで「月姫」ファンはどんどんと幼児退行している。土曜日の朝に早起きをして、歯磨きのやり方や紙ひこうきの折り方を27歳の死んだ目をした独身社会人がしまじろうに教わっているのである。異様な光景ではないだろうか、NHKにクローズアップされれば現代はヤバイことになる。だが、全ては弓塚さつきの為だ、さぁどうしてくれるタイプムーンよ。メルケルを見習って難民達を救う術を講じるべきではないか。あぁ、気付けばいつもの癖で愚痴らないつもりが、やはり催促となってしまった。やはり、8年という時間経過の中(原作プレイから考えれば10年以上)心が渇ききっている為、しまじろうのような、微かな水滴すら寒露に思えてくるのである。え?弓塚さつきの固有結界「枯渇庭園」にかかってるの?ふざけるな!これを一人で書いているこっちの身にもなりやがれ!!自分で言ってること想像したら、さほど面白くもねえだろ!!ツラいわ!!

 

ということで、無意識のうちにどんどんとあらぶってきたのでここら辺で文章を終えようと思う。最終的に何を言ってるのかすら分からなくなってきたのだが、熱量だけは確かに残したつもりだ。せっかくの休日に何を独りでやってるんだろうと自分でも思うのだが、こうした感情は抱いたときに吐き出さねば、単なる燃えないゴミになる。萌えてるうちがオタクの華なので、文章に昇華させつつまたお酒を飲みにいこうと思う。