わがはじ!

めんどいオタクのブログ。

夏コミ C94新刊告知『徹底して秋葉原を言葉から読み解く【アキバのコトバ】』特集

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というわけで。夏もすっかり本番というか、暑さが完全にオーバーペース。果たして地球よ大丈夫かと不安になりながら印刷所のポータルを見たら、ほとんど印刷工程が終了しておりましたので、そろそろ夏コミ告知の時期と相成りました。地球も滅びることなく、このシリーズも第9弾。毎度テーマを変えながら続けてはきましたが、案外続くものだなと。今回のテーマは1冊まるごと「秋葉原」です。

 

・タイトル 「'00/25(にじゅうごぶんのぜろねんだい)Vol.9」

 特集:【アキバ】の【コトバ】対談から考える秋葉原の現在/過去/未来

・ジャンル オタクとフェチという目線から考える偏屈評論雑誌シリーズ

・サークル わがはじ!

・参加日/スペース 8月12日(日) 3日目 東ホール ナ57-b

・予定価格 ¥1,000

 

※ページ数 116P(モノクロ114P+カラー4P)過去最大ボリュームです・・・

※今回種々所属団体及び企業など掲載ありますが、各対談者の発言についてはその組織の総意などではなく、個人的な意見となりますのでご留意願います。

 

ということで、やってしまいました。秋葉原特集。いかんせん、既に多くの猛者たちがこの「秋葉原」というテーマで同人誌を作っており、普段「下ネタ」というブルーオーシャンで悠々同人活動を続けていた小生にとっては、ちょっと勇気の要る選択ではありました。

 

ただ、僕自身も小さな頃から、秋葉原という街にはお世話になり。オタクとしての素地だけでなく、遊ぶ、飲む場所などなど。多くの人との出会いのきっかけとなったこの街を、一度真正面から取り上げ「今の秋葉原ってどういう街なんだろうな」と考えたくなった次第です。

 

そこで僕だけ延々何か文章を書くというより。やはり周囲の人間を巻き込みながら。様々な視点、それぞれの立場から秋葉原を見たほうが、より「客観的かつ固執のある秋葉原本来の姿」が浮かびあがるのではないかなと。ということで対談と寄稿を交えながら。一冊の本にしてみた次第です。対談ラインナップは下記の通り。画像サンプルと共にどうぞ。

 

 

geek氏(アキバblog) http://blog.livedoor.jp/geek/

秋葉原の小売店を追い続ける その本意と熱の根底にあるもの>

秋葉原のPC関連やオタク系小売店を追い続け14年、個人で運営するサイトとしては圧倒的なPV数を誇る「アキバblog」もはや我々にとってはインフラに近い存在ではないでしょうか。本誌の冒頭、年間ほぼ休みなくアキバを巡回し、このサイトの運営を続けるgeek氏に話を伺いました。その冷静な目線から浮かび上がる「秋葉原にしかないもの」を探ります。

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②Y氏(千代田区役所勤務/外神田出身)

千代田区の人口推移と「生活」から見る秋葉原の姿>

やはり秋葉原を考える上で外せない視点が「千代田区」「神田」という枠組みではないでしょうか。ここでは趣味の街というより「生活の場」としての秋葉原を覗くべく千代田区役所に勤務されるY氏に協力依頼。下記のような貴重な資料の提示などもあり、千代田区としての人口推移や地元ならではの体験談など、より深くアキバを掘り下げるべく話を伺ってきました。

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Y氏が最後の卒園生となった平成4年に閉園となった芳林幼稚園の最後の卒業アルバム。園児数の推移なども含めて面白いデータが見てとることが出来る。

 

 

③ごん助氏(同人サークル「外蛇口」主宰/外神田出身)http://sotojaguchi.seesaa.net/

<地元町会を散歩する 土地フェチ同士のアキバ探訪録>

僕自身、前々からファンだった「野外/屋外にある蛇口の写真集」を出されている同人サークル「外蛇口」主宰のごん助氏。そんな素敵な視点を持ちながら、更に外神田出身。つい数年前まで中央通りの脇の路地に実家があるという地元経験を持っている方です。そんな「目線」を持っているごん助氏といっしょに外神田町会を散歩してみました。ちょっとした街の片隅にも、やはり面白いものは転がっているものです。

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今は既に別の建物に建て替わってしまっているごん助氏のもともとの実家。花房神社の隣でした。

 

 

④S氏(東京メトロ勤務)

<銀座線末広町~旧万世橋間から見る電気街という視点>

2017年に開通90周年を迎え、リニューアルとなった東京メトロ銀座線。その駅のひとつ、末広町は思いのほか、電気街の趣を残している駅でした。今回のリニューアルから始まり、過去に存在した地下鉄の旧万世橋駅とのつながり等に触れながら。あえて日比谷線秋葉原でなく、案外「電気街」としての顔は末広町にあったのでは、という思いをメトロ勤務のS氏と共に語ります。

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リニューアル前に存在した壁画。現在でも一部残っていますが、そこから感じる電気街の空気感は今見ても非常に感慨深いものがあります。

 

⑤しんいち氏(Game Bar A-button)https://twitter.com/a_button

<オタク街としての秋葉原ー国際化の流れの中でー>

案外ここまで立地や鉄道など、インフラの話が中心でした。ここで、ようやく秋葉原に店を構えるGame-bar A-buttonのマスターしんいち氏と、オタクの街という角度から改めて話をしてみました。バブル期から90年代PCブーム、2000年代電車男現象、そして現在のインバウンド需要。その一連の流れを原体験として見ながら、そして経営として感じてきたしんいちさんのオタクとしてのアキバ観を伺います。

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⑥しげの氏(同人サークル「秋葉に住む」主宰/外神田在住)http://sotokanda.org/

秋葉原が住む選択肢になった 再開発以後その過程を考える>

こちらも14年にわたって「秋葉原に住むこと」について同人誌を作られているしげの氏に対談を依頼しました。氏が現在住んでいる東京タイムズタワーは再開発の一環として秋葉原に居住空間が出来るきっかけとなったタワマンです。新築時から住み続け、そこでの生活から見える秋葉原。普段のしげの氏の自サークルとはまたちょっと違った角度から、意見が伺えたのではないかと思います。

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TTTから見える秋葉原の景観。こうして街を見てみると普段歩く路地とは違う心象を与えられます。

 

 

⑦H氏(某鉄道会社勤務/外神田在住)

<オタクとしての気概 秋葉原に「点火」するために>

正直言ってしまうと「某」とぼやかしていることが無意味なほど本文中には、データやら体験談が出てきます。ネットではあまり書けないので、これは実際読んでみて欲しい対談です。僕も少し不安になるレベルで喋ってます。対談最終章に。双方オタクとして、そして秋葉原に思い入れを持ってしまった同世代として。これからのこの街がどうなってほしいのか。そんなエゴと希望とオタクの意思を感じていただければ幸いです。 

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⑧寄稿/コヲタロウ氏(元Bar Garten)

秋葉原という「共同幻想」を想う>

最後に寄稿として。秋葉原に数年前まであったBar Gartenのマスターであり今はメディア関係の仕事に就くコヲタロウ氏に文章を依頼しました。過去、上京しコンポを買いに来た際、この街に感じた「電気街」という幻想を改めて紐解きながら、再度秋葉原という街について語ってくれています。本誌におけるエピローグとして、素敵な文章をいただきました。

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ということで、以上7つの対談と1つの寄稿。8コンテンツを中心に秋葉原に迫ります。ちなみに、この合間に僕も久々文章を書いており、これら内容を補助するような形で3つコラムを掲載しております。まとめるとこんな感じです。いやぁ、盛沢山。つらかったー。

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秋葉原という土地に縁する人にはきっと面白い本になっているかなと思います。この街についての論考はなかなか先達が多く。僕の認識不足の箇所もあり、叱られるかもしれませんが・・・とかく、今出来ることは詰め込めたのではないかなと思います。とことん振り切ったとは思います。

 

また、既刊などについては一旦こちらのページを確認いただき、在庫など見つつまたここで宣伝させてもらおうかなと。sukumizumi.tumblr.com

 

また徐々にメロンブックスさんの電子書籍販売なども進めておりますので、ぜひそちらもご利用ください。メロンブックス・わがはじ!販売ページ https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=33046


また文章ばかりではありますが、そういうサークルなんだ仕方ねえだろっていう話でして。この暑い夏も、コミケを目指して乗り切りましょう。エロと評論の3日目!今から想像するにも地獄絵図の様相ですが、現地にてお待ちしております!!